【Linux】SSHログインする際にメッセージを表示する方法

今回は、SSHログインをする際にメッセージを表示する方法についてまとめたいと思います。

 

そもそもログインメッセージとは

ログインメッセージですが、コンソールでログインした際や、SSHログインした際に”Welcome!!!”的なメッセージを表示させられるものです。

どのサーバにログインしたかを強調したり、悪いことするなよ!的なメッセージを表示したり、ただふざけた文章を表示させたりできます。(悪いことするなよ!と書いたところで抑止力になるかは定かではありませんが…汗)

 

今回実現したいこと

今回は、SSHログインをした際にフォーカスを絞って説明します。

なぜなら、SSHログインする際は、

  • SSHログイン前
  • SSHログイン後

の2段階で表示させることが可能だからです。

 

こんな感じ↓(テストでは、自サーバにSSH接続をしています)

設定方法2パターン

SSHログイン前

設定・追加するファイルは2つ

  1. メッセージを保持させる用のファイル
    (名前はなんでもいいですが、今回は/etc/ssh/before_login_message.txtにしています。)
  2. メッセージを読み込ませるための設定ファイルを編集
    (/etc/ssh/sshd_config)

まず、ファイルの名前は自由で大丈夫ですが、パーミションは644にしておきましょう。

わからない場合は↓を実行してください。

 

次に2のsshd_configの修正です。Banner [編集したファイル] という風に追記してください。

 

最後にsshのデーモンを再起動させましょう!

systemctl restart sshd
または、
service sshd restart(CentOS6以前)

これでSSHコマンドで接続をかけた直後(ログイン前)に表示されます。

 

ログイン後

次にログイン後のメッセージを表示させる方法ですが、こちらはログイン前に比べると超簡単で

/etc/motd に表示したい文字を追記するだけです。

これで完了です。

SSHログインを仕掛けて、パスワード認証が完了すると…

この様にログイン後のメッセージが表示されます。

 

最後に

ログイン前メッセージは、編集するファイルからわかる様にSSHログインする際しか表示されませんが、ログイン後の場合はSSHログインに限らず、コンソールログイン時にも表示されるので、必要に応じて使い分けてみてください。

 

というわけで、SSHログイン時にメッセージを表示する方法についての共有でした。

 

では〜〜〜

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