【Bash】cutコマンドで区切り文字を指定して分割する方法が便利すぎた!

今回は、タイトルにもありますが、cutコマンドで一定の区切り文字で区切られているファイルの欲しい部分だけを切り出す方法を調べたのでご紹介します。

 

どんなシチュエーションで使用できるか

上の文章では少しわかりにくい方もいると思うので/etc/passwdファイルを例にご説明します。

/etc/passwdには、下のようにユーザ名や、ルートディレクトリなど様々な情報が”“(コロン)によって区切られています。

root:x:0:0:root:/root:/bin/bash
bin:x:1:1:bin:/bin:/sbin/nologin
… 以下省略
ただ、ユーザ名(rootなど)のみを取り出したい場面はありますよね。似たようなファイルやログファイルも…
そんな時にこのcutコマンドとオプションが役立ちます。

dオプションとfオプションで実現させる

というわけで早速検証です。

今回は、すでに例でも紹介した、/etc/passwdから先頭のユーザ名のみを取り出します

コマンドはこんな感じで構成してください↓

実際の検証結果はこんな感じです。

こんな感じで:で区切られた1つ目のフィールド(ユーザ名・ログイン名)を取得することができました!!!

 

-dで区切り文字を指定する際は記号やスペースなども多いので、”ダブルクォート”で囲う方が無難
このコマンドは覚えておくとかなり便利ですよね。皆さんも色々なファイルを区切ってみてください。
業務や学習の効率化に役立てていただけると幸いです!
では〜〜〜

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